20110613

smells like teen spirit

pc治った
と言うには心もとないが
使えるまでに回復しました


先週は平野啓一郎の「決壊」を読みました

上下に別れていて
非常に長い小説だったけど
一気に読んだ

読後のさわやか感とか一切なくて
最後まで絶望的でどうしようもない感じでした

途中でこの展開は何かに似ていると思ったら
湊かなえの「告白」だった


中高生が突然人を殺す小説っていうのは
神戸連続児童殺傷事件以降に登場したのでしょうか
「告白」については
読んだのがだいぶ前なので
その記述があったかどうか覚えていないけど
「決壊」の中では
その事件のことにも触れられていた

わたしはあの事件があった当時
まだ小学生だったので
犯人が中学生とはいえ「年上だった」
ということで処理されていたんだと思う
だから
きっと大人が受ける程のダメージは受けてなかった

実際に自分が中学生の頃のことを思い出しても
やっぱりアタマの中がチョーCHAOSで
ブチギレたり
何かに異常に執着したり
逆に突然無関心になったり
もの凄い波があった様な気がする
あれって何だったんだろうなーって
この本を読みながらちょっと思い出したりもしました
この年齢の
えー第二次性徴?とかそのくらい?
の頃の心の中のカオスって
多かれ少なかれ誰にでもあるんだろうけど
なんか
ブラックホールみたいだなーと思った



ところで
わたしはこの中で最も感情移入しやすかったのは
被害者の兄でした
被害者の兄は簡単に言うと
外から見ると特に不自由なことはなさそうだし
寧ろ他人から羨まれることの方が多いんだけど
真っ黒の闇を抱えているタイプ

登場人物のキャラクターが
とても明確だったので
誰に感情移入するかで
今の自分の状況がわかる気がします
多分読んでいる人は少ないだろうけど
読んだ方には聞いてみたいです

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